今回でこの連載も一区切りです。
さて、どの銘柄を取引するかという問題ですが、実は明確な答えはありません。前回書いたように、現在日本の商品先物市場には約20種類の商品が上場されています。金、白金、とうもろこし、大豆、石油製品・・・どれも生活に密着したものばかりですので、「親近感」という意味では株式投資よりもあるかもしれませんね。
人気どころという点では金やガソリンなどが取引数量も多く、値段のイメージもしやすいため、初心者にもお勧めできる銘柄かも知れません。
取引を開始する時期ですが、ラッキー(?)なことに現在は貴金属市場を中心に上げ相場が続いていますので、タイミング的にはいい時期かもしれません。
この連載記事を通して皆さんにお伝えしたかったのは「商品先物市場の面白さ」です。すでに何度も書いているように、商品先物取引は日本ではまだまだマイナーな取引です。だからこそ、皆さんにその魅力を少しでも知ってもらい、興味を持ってほしいと思っています。
次回からは上場商品に関するちょっと面白い話を書いていきたいと思います。
ご覧いただいている皆さんへのメッセージ |

ハーベストフューチャーズ広報誌
「Heart and Best」 |
まずは商品先物取引自体が「非常に面白いもの」であることを理解して欲しいですね。
商品先物取引の魅力は少額な資金でも大きなリターンが狙えるということ。そして短期間での運用が可能であることだと思います。もちろん多額の資金を利用し、ロングスパンでローリターン商品の運用益を積み重ねるのも大いに結構なことですが・・・。
通常は普通預金に始まり、投資信託、株式取引などにステップアップしますよね。そして最後に辿り着くのが商品先物取引だと思います。このように書くと「玄人しか手が出せない取引」と思われるかもしれませんが、ほとんどセミプロ化してしまった株式市場と違い、まだまだメジャーな取引ではありませんので、ごく普通の一般投資家にもチャンスがある取引だと思います。
ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください!
株式会社ハーベストフューチャーズ
広報担当 梨本孝行 |
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